チャーリー

ふたりでいこう、どこまでも
6.28ROADSHOW
ムビチケ
ムビチケ
INTRODUCTION
第11回南インド国際映画賞 カンナダ語映画部門最優秀映画賞&最優秀主演男優賞、第69回インド ナショナル・フィルム・アワード カンナダ語長編映画部門 作品賞
過去の悲劇に囚われ、周囲との交流を拒絶して孤独に生きる男・ダルマが、悪徳ブリーダーの劣悪な環境から逃げ出してきたラブラドール・レトリーバーのチャーリーと出会い、反発しあいながら互いに愛情を育み、ともに生きる喜びを取り戻し、灰色だった世界が輝きだしていく         
ヒンディー語の「ボリウッド」、テルグ語の「トリウッド」、タミル語の「コリウッド」に対し、「サンダルウッド」と称されるカンナダ語の映画として歴代5位の興行収入を記録した『チャーリー』(原題:777 Charlie)がついに日本公開!
カンナダ語映画界のスター、ラクシット・シェッティ製作&主演!犬と人間の揺るぎない愛情と絆を描く物語。
主演を務めたのはカンナダ語映画界の人気スター、ラクシット・シェッティ。自身の映画会社パランヴァ・スタジオによる製作としてプロデューサーも兼ね、監督のキランラージ・Kとともに、新型コロナのパンデミックによる中断期間を含め3年以上の製作期間、167日に及んだ撮影を経て本作を完成させた。そしてタイトルロールである、元気いっぱいの愛くるしいチャーリーを演じたラブラドール・レトリーバーの感情豊かな名演が本作の最大の見所でもある。さらにタミル語やテルグ語映画界で活躍する人気俳優ボビー・シンハーが、ダルマとチャーリーが旅の途中で出会う重要な人物を演じている。随所に散りばめられたチャップリンへのオマージュ、さらに南インドの緑あふれる町並みから、青い海が広がる海岸線、地平線の先まで続く荒野、そしてヒマラヤといったインド各地の多様な景色も物語を鮮やかに彩っている。
SYNOPSIS
南インドからヒマラヤへ。孤独な男とやんちゃなラブラドール犬<チャーリー>の、人生再出発ロード・ムービー!!
職場でも自宅の近所でも偏屈者として知られ、楽しみといえば酒と煙草とチャップリンの映画だけという孤独な日々を送るダルマ。そんな彼の家に、悪徳ブリーダーのもとから逃げ出してきた一匹のラブラドールの子犬が住み着くようになる。犬嫌いのダルマは何度も追い払おうとするが、やがて少しずつ心を通わせ、チャーリーと名付け自分の家に迎え入れる。やんちゃでイタズラ好きのチャーリーに振り回されながらも楽しい日々を送っていた矢先、チャーリーが血管肉腫で余命わずかだと判明する。ダルマは、雪が好きなチャーリーに本物の雪景色を見せようと、サイドカーにチャーリーを乗せ、南インド・マイスールからヒマラヤを目指し、インド縦断の旅に出る――。
DIRECTOR
監督
キランラージ・K
インド、ケーララ州出身。カルナータカ州ベンガルールのスター・クリエイターズ・フィルム・インスティテュートで映画監督を専攻。カンナダ語映画界でキャリアをスタートさせ、2011年、社会における道徳と正義をテーマにしたテレビ映画「Kaavala」を制作し絶賛を浴びる。その後、ミュージックビデオや短編映画を制作。ラクシット・シェッティ主演の映画『Kirik Party』(16)では脚本家チーム「The Seven Odds」のひとりとして参加。そして脚本も務めた本作『チャーリー』(英題 777 Charlie)で長編監督デビューを果たした。
CAST
チャーリー
悪徳ブリーダーの元で生まれ育ったラブラドール・レトリーバーの女の子。ある日、ブリーダーの元から脱走し、放浪の末にダルマの住む街へやってくる。お祭りの夜、爆音のステージに悩まされるが、ダルマがステージをぶち壊したことでダルマを気に入り、彼の家の前に住み着くように。やがてダルマに迎え入れられ、かけがえのないパートナーになっていく。
ダルマ
演:ラクシット・シェッティ
過去の悲劇がきっかけで周囲との関わりを避け、孤独に暮らしている。毎日イドゥリ(発酵蒸しパン)ばかり食べ、酒と煙草とチャップリンの映画だけが日々の楽しみ。ある日、野外パーティの騒音に苛立ち、ステージに乱入して強引にパーティをぶち壊す。そのことでチャーリーに気に入られ、家の前に住み着くように。犬嫌いのダルマは追い払うとするが、ある事故がきっかけでチャーリーと心を通わせるようになる。チャーリーの病気が判明後、お手製のサイドカーにチャーリーを乗せ、一路ヒマラヤを目指し旅に出る。
デーヴィカ
演:サンギータ・シュリンゲーリ
動物愛護委員会に務める女性。ダルマがチャーリーを虐待しているのではないかと疑っている。旅に出たダルマとチャーリーをつかまえるため、スクーターでふたりを追跡するパワフルさの持ち主。
Dr. アシュウィン
演:ラージ・B・シェッティ
ダルマがチャーリーを診察に連れていった動物病院の獣医師。ファンキーなノリだが動物への愛情と獣医師としての能力は一流。チャーリーと暮らし始めたダルマに度々アドバイスをくれる。
カーシャン・ロイ
演:ダニシュ・サイト
ダルマとチャーリーが旅先で出会う旅行雑誌の記者。デーヴィカの学生時代からの旧友。
ヴァムシナダン
演:ボビー・シンハー
人里離れた一軒家で愛犬のカルッパと暮らしている、タミル・ナードゥ州出身の男性。旅の途中のダルマとチャーリーと出会い、宿を提供する。
CREDIT
監督・脚本:キランラージ・K
出演:チャーリー、ラクシット・シェッティ、サンギータ・シュリンゲーリ、ラージ・B・シェッティ、ダニシュ・サイト、ボビー・シンハー
プロデューサー:G.S.グプタ、ラクシット・シェッティ
撮影:アルヴィンド・S・カシャプ
音楽:ノビン・ポール
編集:プラシーク・シェッティ
歌詞:キラン・カヴェラッパ、ナーガールジュン・シャルマ、キールタナ・バンダリ、サイエシュ・ポイ・パナンディカー、アレクシス・デスーザ
衣裳:プラガティ・リシャーブ・シェッティ
プロダクション・デザイナー:ウーラス・ハイドール
原題:777 Charlie
<2022年/インド/カンナダ語/カラー/シネスコ/164分/5.1ch>
配給:インターフィルム
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